スワローズ検定 と スワローズの現状

スワローズ検定。プロ野球団、東京ヤクルトスワローズに関する知識を問われる民間資格になります。

管理人ソウは国家資格以外あまり興味ありませんが、自分自身の趣味に関する民間資格については知識を補強する意味でも興味津々ですね。

この資格に関することはもちろんですが、スワローズや最近のプロ野球について思いも語りたいのでお付き合いいただければ幸いです(笑)

管理人ソウは、2015年記念すべき第1回に3級、2級同時受験し合格、有資格者となりました。

スワローズ検定公式テキスト
【スワローズ検定公式テキスト】



スワローズ検定について

●開催

ここ数年は開催されていません。需要が一周りしたのか、そもそもスワローズファンという人数に限界があるのかわかりませんが、おそらくそのあたりだと思います。

2015年第1回実施スワローズ検定】
●2014年シーズン級(初心者級)・・・2014年シーズンの知識
●3級(初級)・・・1990年以降の知識
●2級(中級)・・・球団創設1950年~2014年の知識
●1級(上級)・・・未実施(第2回2016年実施)

スワローズ検定問題用紙
【スワローズ検定問題用紙】



●難易度

管理人ソウが受験した2015年第1回は、2014年級~3級~2級と実施されました。この問題については事前に公式テキストなるものが発売され、3級まではその中からほぼ出ます。そのテキストをやり尽くせば合格基準へ達する事になりました。2級はテキスト+αの知識が必要でした。

2016年第2回実施から、待望の1級が受験可能になりました。受験資格は2級合格者だったわけですが、管理人ソウは他の国家資格で頭のリソースを割いていたので受験しませんでした。

1級に関しては相当マニアックな出題だったらしく、それで合格点に達するのは至難だったと思います。なんせ球団創設からの知識で、公式テキストには記載ありませんからね。

管理人ソウもスワローズ球団史や歴史本は持っていて、それなりに知識は身につけている方だと思いますが、それでも解答は出来なかったと思います。



試験会場

上智大学四谷キャンパス。国公立大学は別にして、管理人ソウの時代だと「早慶上智」という私大の雄です。用があって入れるだけでも何だか緊張しますね。

上智大学四谷キャンパス
【上智大学四谷キャンパス】

今の大学受験はどうなんでしょうか?学部によってまちまちでしょうが、偏差値・難易度とか定員、就職先とか、だいぶ様子が変わってきているという話も聞きます。

余談ですが、現在高校生の方にお伝えしたいですが、学部選びだけは、その後の長い人生、結構重要になります。これは就職活動や就職してからの配属先、社会人になってからの転職活動で対峙することになります。製造業の世界は特に・・・。

資格試験は日曜開催が多いです。ということは、大学がお休みの日を利用して試験を実施します。楽しみの一つとして、大学構内を散策出来ることですね。大学運営からの掲示物や連絡事項、部・サークルの募集など、見ていて大変興味があります。学籍番号と共に名前張り出されている奴(笑)とか大変懐かしい雰囲気ですね。



受験料

2015年第1回実施 スワローズ検定
●2014年シーズン級(初心者級)・・・3,900円
●3級(初級)・・・4,500円
●2級(中級)・・・4,800円
●1級(上級)・・・未実施(第2回2016年実施)



合格の証(あかし)として

●合格認定書

各級受験し合格すると厚紙で出来た合格認定書が送付されてきます。野球漫画好きならば、このイラストがどの漫画家さんが描いたものか、即答できるはずです。
しかし、今の若い方の野球漫画といえば、「MAJOR」なんでしょうかね?

スワローズ検定合格認定証
【スワローズ検定合格認定証】



●認定カード・認定名刺は別途料金・・・

資格合格の満足感をくすぐってくる課金システムです。管理人ソウは、趣味に投じる金は惜しみません。上手く商売してますね。

合格認定カード・認定名刺のご案内
【合格認定カード(2,700円)・認定名刺(3,240円)のご案内】

合格認定カード
【合格認定カード】

合格認定名刺
【合格認定名刺】



まとめ

仕事やスキルアップに関係なく、趣味の世界の事柄を民間団体が音頭を取って資格試験を実施するのは、大変有意義であると思っています。

その分野に興味があって、深堀りしていきたいと思っている人にとっては、テキストや問題集に簡潔にまとめ上げている文章自体が重要な知識であり、その後の個人的な趣味の世界で、有意義な人生を送るために血となり骨となると思います。

このような民間資格はうんちくを語る上では登竜門的な存在で、今後もこういった趣味資格は、広く普及すれば良いと思っています。

また、スワローズ検定に限らず、需要が一周りして毎年開催が難しい際は、3年や5年などスパンを空けて開催するのも一つの案ではありますね。

2020~2021年、この状況下にあっても、趣味の世界というのは好景気不景気関係なく需要があるというのが、これまで管理人ソウが居た業界でも色濃く表しています。人というのは、昼飯削ってでも色々方策を考えて節約して、趣味の世界にお金を投じると思っています。



ここからは資格とは関係ない 一燕党のお話し

以下は、資格とは関係ないスワローズファンの独り言なので、興味がある方はお付き合いください。



管理人ソウのスワローズファン歴

管理人ソウは、野村監督になってからのスワローズファンです。おそらく1991年に神宮球場に行った記憶があります(曖昧)。ということは、2020年で30年目、2021年で31年目・・・時の流れは早いものです。



2020年は観戦出来ず

30年ファンやっていて、唯一現地観戦しなかった年でした。無観客で始まり、後に観客を間引いて入場していましたが、それにより指定席の競争倍率が上がることにより、そもそも現地に行く気力がなくなってしまいました。

おそらく球場内での飲食もだいぶ制限されていたように思えます。球場でビール片手に野球観戦というのが大好きなので、そういった面でも足を運ぶ気にはなれませんでした。



連続最下位スワローズ 3つの誤算

最下位なので個人的な見解を挙げればキリがないのですが、超絞って3つだけ・・・。

●誤算1-投手陣

・高卒エース候補の存在

2000年代後半のドラフト戦略として、高卒の投手を上位指名する傾向が強かったです。高校生の原石を磨いて、長期に渡りローテーションの一角として怪我なく活躍というのは、プロとして並びにファンとしては理想の姿かもしれません。

かつてエース候補に十分なり得る投手が存在しました。その代表が由規と増渕という投手です。

近年、球速150km/hオーバーの投手の割合が非常に多くなってきました。過去にももちろん存在しましたが、広島の津田、中日の小松,与田など印象的だったのは、その時代にはかなりの少数派だったからですね。

挙げた2投手は力で抑え込める右の本格派投手として、怪我など除いてすべてが上手く行けば、近年ローテーションの一角として少なくとも毎年2桁勝利は望める投手だったと思っています。(もちろん挙げた2人以外にも先発候補はいます)

・大卒エース候補の不在

近年、プロ野球を見渡してみると、主要大学リーグ出身のエースが、ドラフト1位で指名され、早い段階からチームに貢献しているのが見て取れます。

管理人ソウは、プロ野球観戦だけでなく、大学野球を現地観戦も楽しみにしています。ドラフト候補と言われる選手たちを生で観て、ビール片手にスワローズに入団し活躍することを妄想するからです。

春と秋、六大学野球、東都大学野球は共にスワローズの本拠地である神宮球場で開催されます。六大学野球は土日開催、東都大学野球は平日開催です。スワローズファンにとっては、一石二鳥ならぬ一石三鳥ですね。伝統があり全国から有力な学生が集まるので、毎年非常にドラフト候補が多いのが特徴ですね。

東京にはもう一つ主要な大学リーグとして首都大学野球というのがあります。春と秋、首都圏にある野球場を転々と開催されます。大田スタジアムや等々力球場、相模原球場など・・・。日体大や東海大が所属するリーグになります。

現巨人の菅野投手は東海大出身ですね。何度か現地で観戦したことがあります。そのリーグでは、球の質、マウンドさばきなど、全くレベルが違うなと感じていました。

他球団が大卒投手に注視しドラフト指名、入団し早い段階から活躍し、ルーキーイヤーからいきなり10勝前後というのも珍しくは有りません。特にドラフト1位クラスの大卒投手は、今の時代相当期待値が高いですね。いきなり活躍して当たり前みたいな雰囲気があり、ちょっと可愛そうな気もしますが・・・。

しかし、2010年代スワローズのドラフトというのは、それとは違う戦略を取っていった印象が大変強いですね。(もちろん大卒投手は居ます。)



●誤算2-内野手

スワローズの内野手でレギュラーなのは、山田哲人選手と村上宗隆選手です。村上選手は球界の宝ですから一先ず置いといて、山田選手は2020年絶不調ながら、複数年契約でスワローズに残留する事になりました。スリーサーティ(3割30本30盗塁)を目指すのが彼のアイデンティティだと思っていますが、それだけの選手なので、きっちり仕事してくれれば良いと思っています。

問題は、他の20代内野手が誰一人レギュラーを掴みきれない・成績を残していないということです。

西浦直亨(なおみち)選手、広岡大志選手など生え抜きのレギュラー候補は居ますが、やはりプロの世界、毎年連続して成績を残すというのが如何に難しいかとういのを観ていて感じます。「まんべんなく」というより、「これだけは」という一芸に秀でないとプロ野球という世界は厳しいんだというのも同時に感じています。

2015年首位打者、川端慎吾選手がいますが、椎間板ヘルニアを発症してからは、観ていて、正直何とも言えない気持ちになります。30代という年齢も鑑み、症状と付き合いながら続けていければと願っています。



●誤算3-捕手

中村悠平捕手がレギュラーとしてマスクを被っています。

2009年からFAで加入した相川亮二捕手が存在しました。彼が2014年まで在籍し後にFAで巨人に移籍してしまいました。育ってきた中村捕手との兼ね合いから、選手としての出番を求めて去って行きましたが、結果としてヤクルト時代よりも出番が少なく現役を引退してしまったのが本当に惜しかったです。巨人に移籍した2015年にヤクルトがリーグ優勝したのは、何とも言えないすれ違い感があります。
(ちなみに現役を終えた2017年の翌年、2018年に巨人はリーグ優勝をしているという、名捕手でありながらリーグ優勝経験が無いというすれ違い感がある選手でした。)

ゆくゆくは指導者としてその経験や技を伝える立場として、スワローズに残って欲しかったというのが本音です。近年の投手陣崩壊・チーム防御率連続最下位の現状も変わっていたかもしれません。

中村捕手の比較の対象が、かつての在籍した球界を代表する古田敦也捕手やWBCでも活躍した相川亮二捕手という印象が付きまとってしまいます。

中村捕手がレギュラー捕手としてチームを引っ張る立場なのですが、どうしても物足りなく感じているスワローズファンも多いと思います。2021年、かつて相川捕手の背番号2を背負うことになるので、投手陣を引っ張る立場として投壊しないように、また打者としても8番打者に甘んじることなく、打てる捕手での活躍を願っています。高津ヤクルトの重要課題と見ています。





最下位からの光明

●ドラフト戦略の方針転換

上記のドラフト戦略から翻って、高津新監督が初出席した2019年秋ドラフト会議から、管理人ソウの願望通りの投手陣を集中的に補強する方針になっていきます。野球は投手さえなんとかなれば、ペナントレースも上位に行けると思っているので、この方針には大納得です。

ドラ1で高校生ゴールデンルーキー奥川くんを運良くクジ引きで引き当てたのは置いといて、2位から4位まで大学生投手を指名しました。吉田大喜君、杉山晃基君、大西広樹君の3投手が入団したのは、かなり嬉しかったです。吉田君出身の日体大に関しては、近年エースがドラフト上位指名されるケースが多いのでかなり注目しています。

また、先日行われた2020年秋ドラフト会議では、1位木澤尚文君、2位山野太一君の2投手は、球速150km/hの力で押せる大学生投手です。球威を生かして中継ぎ~抑えに関して当初から活躍が見込まれ、管理人ソウも大変期待しています。

高津ヤクルト2年目の2021年、かなり投手に偏って集中的にドラフト補強しているので、獲得した若い投手は今シーズンももちろんですが、3年目2022年、高津ヤクルトに超超活躍してくれることを期待しています。



●謎の資金力?

国内FA権を取得したのは3選手になりました。石山泰稚投手、小川泰弘投手、山田哲人選手のレギュラー3選手です。高津ヤクルトにとっては、戦力として欠かせない選手であります。

結果として、スワローズに残留してくれたのは嬉しかったのですが、驚いたのが長期複数年契約の提示です。伝統として、ヤクルトはしぶちん球団であり、他球団に比べて資金力もありません。だいたい金額が見合わず出ていくのがオチなのですが、全員残留というのは大変意外でした。しかしながら3選手とも成績を加味すると、正直他球団の評価は現状厳しいと思います。

ちなみにヤクルトから金銭目的で他球団にFA含めて移籍した選手は、その後あまり活躍が出来ないのも伝統です。直近ではバレンティン選手がソフトバンクへ移籍しましたが、ヤクルト時代の成績とは程遠い、金額に見合わない、ほぼ戦力外といっても過言ではありませんね。

親会社であるヤクルト本社(2267)は、この2020年の状況下で乳酸菌飲料に免疫力を高める効果に期待出来るかどうかで、ほぼ業績が変わらない好調さを維持したのも大きいのではないのでしょうか?ちなみに管理人ソウも毎日1本飲み続けています。株価も3月4,815円を底に、4月7,400円と爆上げしました。

そんなこともあってか、これまでにない謎の資金力?で、高津監督を後押ししているのは、何としても勝たせたいというヤクルト球団の強い意志を感じます。



近年のセ・リーグの弱さ、パ・リーグの強さの分析(妄想・想像・推察)

近年、日本シリーズにおいてパ・リーグが圧倒的に強い現状があります。

日本一回数 セ パ
・1990年代 5-5
・2000年代 5-5
・2010年代 1-9
・2020年  0-1

2019年2020年と2年続けて、巨人vsソフトバンクの対決でしたが、ソフトバンクの4連勝ストレート勝ちが2年続くという、見るに堪えない現実があります。

何でこんな事態になってしまったのかと言うのは、評論家やプロ野球ファンの間でも話題になりましたね。



●元来「人気のセ」、「実力のパ」と呼ばれていた

この言葉は、2つの意味で合点がいきます。

1つ目は、管理人ソウが知る1980年代からのプロ野球ですが、確かにパ・リーグは力・パワーで魅せる選手が多かった印象があります。パワーバッティングの象徴であるホームランが期待できる助っ人外国人選手の活躍もパ・リーグの方が大変印象強いですね。それらの選手を抑え込むために日本人投手も力のピッチングで気合が入っていた様に思えます。

2つ目は、プロ野球がゴールデンタイムでテレビ生中継されている時代、このように言われていました。セ・リーグは巨人戦があり、常に日本テレビが全国生中継しており、それ故、地方では巨人ファンが圧倒的に多かった時代です。関西では阪神という圧倒的な人気球団があるのとは裏腹に、パ・リーグというのは全く人気がありませんでした。ロッテの川崎球場なんていうのは、数えられる程の観客しかいませんでした。外野席で観客が野球を観ずに一体何をしているんだという映像が面白いですね。

そんな中、同じプロ野球でこんなにも人気に差があり、セ・リーグへのアンチテーゼとして、実力が上だという認識で、選手も球団もファンもプライドを保っていたんだと思います。パ・リーグ球団への入団拒否なんていうのもありましたね・・・。

しかし、この時代というのは、日本シリーズの結果から見てもほぼ互角でした。



●トレーニング

パ・リーグの方が選手も球団もメジャーリーグ志向が結果的に強かった歴史を感じます。
1990年代中盤以降ですが、野茂英雄投手がドジャースに移籍したり、ロッテにバレンタイン監督が就任したりしました。それとともに、メジャー流のトレーニングを取り入れたのも早かったと思います。当時、立花トレーニングコーチの存在も話題になりましたね。ロッテの故・伊良部秀輝投手や小宮山悟投手(現・早稲田大学監督)もメジャーへ挑戦しました。
この頃からジワジワとセ・リーグとは違った進化をするようになったと思えます。



●選手の身体差~2020年日本シリーズ 巨人 対 ソフトバンク 

管理人ソウは普段、セ・リーグの野球を多く見ていますが、試合の映像を観て直感的に感じたことがあります。それは、両球団選手の体格・身体の見た目が違うという事。わかりやすく言うとソフトバンクがガッチリ体型で巨人が細身体型。(もちろんプロですから、細身と言っても、普通の人から比べると大変な筋肉質だとは思います。)
身体の線がプロとアマチュアのようなイメージですかね。ものすごく見た目で分かりやすい違いだなあと感じました。
このあたりの科学的トレーニングの積み重ねが力強さの差にもなっているんじゃないでしょうか?



●野村ID野球の功罪~野村克也氏に対する落合博満氏の指摘

「選手が練習しなくなったのは、ノムさんだからね。」落合氏が故・野村氏本人と会話している映像で、この様な指摘したのをたいへん印象強く覚えています。インタビューの中で生まれた言葉だったので、会話が流れていきましたが、この発言の意図を色々と想像することは出来ます。

1990年代はヤクルトの時代でした。リーグ優勝・日本一回数から見ても明らかですね。ざっくりですが、ID野球というのは、相手を観察し研究し傾向を把握し、自分がどのように対応するかというの纏めたもので、まず相手ありきになります。

ちょっと話はズレますが、南海時代には、ささやき戦術、読唇術、クイックモーションなど、数々のエピソードがありました。圧倒的なパワーやテクニック、センスがあれば話は別ですが、体格にも消して恵まれているとは言えない野村氏が、プロ野球でやっていくための戦術を考え編み出し行動していったのが素晴らしいと思います。

2000年代中盤から2010年代初頭は中日の時代だと思っています。落合氏が中日の監督に就任したときの会見で、「補強は要りません、現有戦力の底上げで優勝できる。」という様な言葉を覚えています。当時の練習風景などをみると、アライバ(荒木選手、井端選手)なんて典型的ですが、徹底的に練習量で鍛え上げました。

選手時代には、「野球はセンス」の様な発言で、あまり練習していない雰囲気を醸し出していましたが、実際現役時の練習量は半端ないというのは引退後の後日談で聞くことが出来ました。

映像として残っているアーカイブを見ると、他選手はしない、ある意図を持ち工夫と試行錯誤で変わった練習方法をしているのが分かります。バックネットに向かってのトスバッティングでバットの心を喰わずにフライを上げる練習や、バッティング練習でベースの上に立ちフライを上げる練習などがそうですね。

落合氏が指摘する「選手が練習しなくなった~」の件は、野村氏がID野球という考える野球で一時代を築いたことで、その段階まで練習量が全く達してない選手まで、考える野球を見様見真似でやってしまうのは、練習量に基づいた技量という前提が抜けているという事だと、管理人ソウは理解しています。

かつての野村ID野球の教え子たちが、ヤクルトだけでなく他球団でも指導者側の立場として、かなりポジションを占めてきています。なんで〇〇が巨人のユニフォーム着てんだ・・・とか思うわけですが・・・。

その時の現状を見据えて落合氏が発言をしていたとすれば、やはり流石の心眼と言えます。

この点において、2010年代、セ・リーグがパ・リーグに圧倒的に負け越している一因もあるんじゃないかと妄想しています。





まとめ

管理人ソウは30年スワローズファンとしてプロ野球を観てきました。「連続最下位スワローズ」や「セ・リーグ、パ・リーグの力差」の件は、個人的な妄想・想像・推察・推論などであり、間違っていることも多々ありますのでご容赦ください。

後半の野村氏と落合氏の件の中にも、これからのセ・リーグにも色々ヒントがあるんじゃないかと思っています。

ヤクルトも中日もしぶちんの球団です。過去現在も資金力は他球団に比べ少ないと言われています。
両氏共に、就任当初の戦力は他球団に劣っていましたが、監督の野球に対する考え方、個性が球団全体に浸透し、結果として体現していったと思っています。

決して野球エリートではなく始まったプロ野球人生、生き抜くにはどうすれば良いかを模索し、独特の方法で野球道を極め、三冠王を奪取するまでに登り詰めた凄みを感じます。その後、コーチ経験なく監督になり、リーグ優勝と日本一という流れも似ていますね。あと、奥さんも個性的。

「名選手は名監督にならない」と言う言葉がありますが、全くそれに当てはまらないですね。

管理人ソウが「これまで見た中で名監督挙げろ」と言われたら、選手時代のストーリーから監督就任してからの積み上げた理論の体現という意味で、野村克也氏と落合博満氏と答えます。

ちなみに落合氏が監督として中日退団後、「采配」という本を出版した際に行われた講演会は聴講したことがあります。

スワローズ並びにセ・リーグが強くなてほしいという願いに変わりはありませんので、燕党の独り言として受け取っていただければ幸いです。

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