エアコンの無謀なDIY~という記事について

エアコンの無謀なDIY・・・という記事がありました。これについて色々思うことがあるのでつらつらと思う節を書きたいです。



管理人sohの関連する資格

①第二種電気工事士(電気工事士法)

②第三種冷凍機械責任者(高圧ガス保安法)



DIYブーム

日曜大工
【DIY】

DIYブームを後押ししているのは、YouTubeだと思っています。

ブログも含めて、調べたいときに何でも見れるようになったのは、大変便利ですね。

■バイク

話がそれますが、管理人sohは、オートバイに乗っています。出来ることであれば、自分で整備をしています。

簡単なところだと、「エンジンオイル交換」あるいは「フィルター交換」なんていうのも、自分と同車種を検索できます。

他にも込み入った整備になると、「サービスマニュアル」やバイク関連の書籍を併用しつつ、同じ整備をするYouTubeチャンネルやブログを参考にしています。

サービスマニュアル
【サービスマニュアル】

■エアコン

エアコンの「取り付け」・「取り外し」・「ガス補充」に関しても、YouTubeで検索すれば、たくさんヒットします。

管理人sohもエアコン関連のYouTubeは見ています。いつか自分で取り付け・取り外しをしてみたいと思っています。



なんでDIYが危険か?

構造や機構、仕組みなどを理解せずにやろうとすると、何でも危険な作業になります。

触ろうとしている部位が何の役目を果たしているか?注意点は何か?探究心がある人だったら物理的に出来ないことはないと思っています。



技能系国家資格は「やってはいけない事」が重要

技能系国家試験は、有資格者になると「やって良い」事があります

逆の言い方をすると、普通の人が「やってはいけない」事を免れます。免許という言葉は、「免れる」「許される」という文字があります。

管理人sohが電工二種を技能試験を受験した時は、施工において「軽微な欠陥」・「重大欠陥」作業とあり、「重大欠陥」においては、一発アウトの不合格でした。

今現在の技能試験は、「欠陥」作業そのものが一発アウトの不合格になります。

試験勉強していた事を振り返ると、試験自体に合格することはもちろん重要ですが、事故につながるやってはいけない事を徹底的に理解することが重要だと思っています。



どの箇所が有資格者である必要があるか?

管理人sohの家にあるエアコンが数年前に壊れました。

故障箇所を知らせる信号を読み取ると、制御基板の不具合であることがわかり、どうにもならないので新しいエアコンを手配し業者さんが設置することになりまた。

夏の時期でしたが、比較的早く取り外し・設置をしてくれました。

作業に興味があるのでチラ見していたら、やはり電気工事士の資格がないと物理的に「出来ないことはない」けど、「難しい」という箇所がありました。

●ナイト(独立行政法人 製品評価技術基盤機構)
https://www.nite.go.jp/

ナイトにて2022.6.30報道発表の事故事例がわかりやすいので、一読することをオススメします。

エアコンDIYで一番注意しないといけない作業は、エアコン取り外しにおいての室外機に冷媒を集めるポンプダウン作業での爆発事故について、「どれほど危険」か、「どうして起こるのか」が分かりやすいく記載があります。例として、ディーゼルエンジン爆発メカニズムと比較してあるのが分かりやすいですね。

また、電気工事士法の対象となる作業も記載してあります。



夏場は設置工事業者が超絶忙しい・・・

太陽サングラス
【真夏の太陽】

先述の管理人sohの家のエアコン取り外し・取付作業をしてくれた業者の職人の方も、作業している最中にひっきりなしにおそらく会社の事務方から電話がかかってきて、「いつ出来るか?」をやり取りしていましたが、職人の方はスケジュールいっぱいいっぱいの様子でした。

エアコン工事
【エアコン工事】



梅雨前には試運転を

アジサイ
【梅雨のアジサイ】

エアコンを使わない時期があると思います。4月5月なんて、窓を開けているだけで丁度いい季節ですね。

各エアコンメーカーごとに試運転の仕方が説明書なりHPに記載があります。梅雨時期前には、試運転を実施することをオススメします。

性能や故障の疑いなどがある場合は、梅雨前に修理・交換など、問題を解決しておきましょう。



まとめ

ほとんどの人は、家電量販店などで新しいエアコンを購入した際に、後日、「旧エアコンを取り外し・新エアコンを取り付け」作業を、お店経由で手配された業者さんにお任せになると思います。

エアコンDIY作業は、一部の好奇心ある人がやることだと思いますが、出来れば手慣れた業者さんにお任せしたいです。

最後に本格的にエアコン(冷房)を使用するシーズン前にチェックしていることを記載します。

●試運転➡エアコンをクーラーとして使用する時期前、梅雨の前には必ず行う

●清掃➡フィルター

●買い替え検討➡メーカーが謳う標準使用期間は10年

●買い替え検討➡冷媒が現行主流のR32でなく、古いタイプのR410A★(冷凍サイクル上の効率の問題)

(★エアコンの室内機に銘版シール・ラベル等記載があると思います)