4アマの無線従事者免許取得。
電波・無線に興味がある人にとっては、まず最初に取得する国家資格になる方も多いと思います。
携帯電話がない時代、一般の人がワイヤレスで通信する手段は、これしかなかったですね(多分)。
昔のSFアニメ見ると、無線でやり取りしているシーンを見ると、いかにも未来チックでフューチャー感が伝わってきます。
■資格取得には主に2通りある
1️⃣日本無線協会で国家試験
2️⃣日本アマチュア無線協会で養成課程講習会 他・・・
大丈夫です、迷わず1️⃣でいきましょう。費用も安いし。
じっくり「周辺知識」や「業界知識」も教えてもらうのであれば、もちろん2️⃣という選択肢もありだと思います。
以下は1️⃣の国家試験ということで話を進めます。
■試験地,試験日時
全国各都市で開催されています。
東京、札幌、仙台、長野、長岡、新潟、金沢、名古屋、静岡、大阪、広島、松江、岡山、松山、高知、高松、徳島、熊本、鹿児島、福岡、大分、北九州、那覇
大都市だと、複数回/年 開催されていますので、定期的に日本無線協会HPを確認します。
✅公益財団法人 日本無線協会
http://www.nichimu.or.jp/
因みに管理人ソウは、2015年、東京(日本無線協会本部・東京都中央区晴海3-3-3 江間忠ビル)で受験しました。
■受験受付期間
受験日2ヶ月前の1日~20日
■受験料
第4級アマチュア無線技士 5,163円
■申込み方法
日本無線協会のホームページより、「無線従事者国家試験電子申請」というところから申込み出来ます。
・公益財団法人 日本無線協会
http://www.nichimu.or.jp/
電波法に基づく国家試験にて、日本無線協会が行っていますが、他法律に基づく国家試験に比べても、インターネットによる電子申請は使える方だと思います。
ホームページから申し込み後、返信メールがくるので、記載してある「整理番号」、「口座記号番号」をチェックし、郵便局に備付の「振替払込用紙」を使用し、日本無線協会の口座へ振り込む。
郵便局なので、平日の日中に時間を作るしか無いです。仕事の有る方は、休み時間に行くしか無いですね。
欲言えば、今どきインターネットバンキングで振込出来るようにして欲しいですね・・・。
他法律に基づく国家資格では、ネット銀行経由でも出来るところもあります。
■受験票到着
試験前になると、受験票が到着するので、「証明写真」(30mm x 24mm)を添付し、受験日に備えましょう。
因みに、管理人sohは、街中や駅前にあるスピード証明写真ではなく、自分のデジカメで撮影し、コンビニでプリント出力しています。少し手間はかかりますが、費用が抑えられます。
■ちなみに当日試験受付もやっている
第三級アマチュア無線技士と第四級アマチュア無線技士は、当日の飛び込み試験も受け付けています。(持参品要確認)
しかし、このコロナ禍では、事前予約が必要らしいですね。この電波法の国家試験に限らず、ほか法律試験でも色々試行錯誤,工夫しながら、開催し始めていますね。
■試験内容・合格基準
1️⃣無線工学 12問
2️⃣法規 12問
➡合計 24問
各8問以上(60%以上)の正解で合格
■使用テキスト・問題集
管理人ソウは、第四級アマチュア無線技士より先に、第二級海上特殊無線技士という資格を先に取得していたため、テキスト・問題集は買っていたかどうか、もう忘れてしまいましたが、単純に過去問題が掲載されているもので良いと思います。
■勉強法
✅ひたすら過去問題を繰り返し覚える。とにかく丸暗記。
✅その設問,選択肢の意味や内容は、理解しなくても大丈夫。
4アマに限らず、電波法の無線従事者試験は、過去に出題された問題がそのまま出ます。
もしくは、少し設問,選択肢を変えてくるが、正直どこが変わったか、気にならないくらいのレベル。
ただ、ガチの上級(総通や陸技)に関しては、ちょっと良くわかりません・・・。
■まとめ
4アマは、ひたすら丸暗記で行けると思います。
「法規」関しては、あぁ、そういうものなんだなと覚えるしか無いんですが、「無線工学」に関しては、電波そのものの全体像が分からず、どうしても設問,選択肢の意味が気になってしまう時が出てくると思います。
管理人sohは、4アマをきっかけに無線従事者免許取得を進めていきましたが、逆引き的に使用する意味で買った「無線」に関する本はあります。
✅公益財団法人 日本無線協会
http://www.nichimu.or.jp/
✅一般財団法人 日本アマチュア無線振興会
http://www.jard.or.jp/