陸上特殊無線技士。
陸上で業務で無線を使用する際に必要となる無線従事者免許になります。仕事でこの無線従事者免許を最初に取得する方も多いんじゃないでしょうか?
管理人ソウは、無線従事者免許4番目に取得しました。
●二海特
↓
●四アマ
↓
●三アマ
↓
●二陸特
■無線従事者免許種類
■特殊無線技士とは?
法規の試験問題に頻繁に出てくるフレーズがあります。
「外部の転換装置で電波の質に影響を及ぼさないものの技術又は通信操作」
特殊無線技士はこのフレーズに尽きると思います。(例外あり)
外部の転換装置・・・いわゆる無線機器のスイッチ類
電波の質・・・周波数やら出力など
ようは無線機器を分解し改造してはならず、そのまんま取扱説明書の通り
使ってくれという理解で良いと思います。
■陸上特殊無線技士の種類と職域
●第一級陸上特殊無線技士(一陸特)
放送局(TV中継)、電気通信事業者、防災行政無線、無線中継所等
●第二級陸上特殊無線技士(二陸特)
警察、消防、防災行政無線、MCA、各種業務、タクシー無線等
●第三級陸上特殊無線技士(三陸特)
MCA、各種業務の小規模基地局、タクシー無線等
●国内電信級陸上特殊無線技士(国内電信)
陸上自衛隊
警察や消防関係の方は、頻繁に業務で無線を使っていますね。警察学校等で早々に取得してしまうのでしょうか?
■使用テキスト
「完全合格 特殊無線技士 問題・解答集 」QCQ企画・編 誠文堂新光社
の問題集を使用しました。
こちらの問題集は、下記5資格分の
問題集が掲載されているので大変お得だと思います。
●第二級陸上特殊無線技士(二陸特)
●第三級陸上特殊無線技士(三陸特)
●第一級海上特殊無線技士(一海特)
●第二級海上特殊無線技士(二海特)
●航空特殊無線技士(航空特)
■試験対策
■法規
問題を丸暗記で問題有りません。
■無線工学
問題を丸暗記で問題有りません。
日本無線協会のホームページより、過去3回分問題・解答をダウンロード出来ます。
問題集と合わせて解いていけば傾向が見えてきます。同じような問題を使いまわしていたり、少しだけアレンジしていますが、丸暗記で問題有りません。
■試験概要
■受験申請
公財)日本無線協会のHPより、インターネット申請(電子申請)が便利です。試験日時の2ヶ月前から申請可能です。
ただ、試験手数料の払込は郵便局の「振替払込用紙」を使用しなくてはならないです。
早くネット銀行で手数料払込が出来るようになると良いですね。
■試験日時
●6月期
●10月期
●2月期
■試験地
東京本部と各支部
(東京、札幌、仙台、長野、金沢、名古屋、大阪、広島、松山、熊本、那覇)
■試験科目
1、無線工学
無線設備の取扱方法
(空中線系及び無線機器機能の概念を含む)
2,法規
電波法及びこれに基づく命令の簡単な概略
ともに1問5点で12問、60点満点中40点で合格。
■まとめ
第二級陸上特殊無線技士(二陸特)は、日常仕事で使う方はどのような職業なのでしょうか?
公務員は除いて、タクシーやハイヤー、バス業界などの方は取得されるのでしょうね。
ある拠点から一斉に音声通話で情報を共有する仕事に就いている方はマストの国家資格なのでしょうか?
管理人ソウは、後の第一級陸上特殊無線技士(一陸特)取得へのステップとして取得しました。
一陸特は、難易度がガラッと変わってきますので記事は別の機会に挙げたいと思います。
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