小型船舶免許を取得した後、最初に取るべき行動は、無線従事者免許を取得することです。
管理人sohが一級小型船舶操縦士免許取得時の学科教習の先生が海上自衛隊出身で
まず無線の免許(無線従事者免許)を取得したほうが良いとの話でした。
第三級海上特殊無線技士(三海特)もしくは、第二級海上特殊無線技士(二海特)になります。
■無線従事者免許の種類
無線従事者免許というのは総合・海上・航空・陸上・アマチュアの5分野23資格あります。
名称が長いので略称で呼ぶことが多いです。何となく格好良くないですか?(笑)
■総合無線従事者<3資格>
・第一級総合無線通信士(一総通)
・第二級総合無線通信士(二総通)
・第三級総合無線通信士(三総通)
■海上無線従事者<8資格>
・第一級海上無線通信士(一海通)
・第二級海上無線通信士(二海通)
・第三級海上無線通信士(三海通)
・第四級海上無線通信士(四海通)
・第一級海上特殊無線技士(一海特)
・第二級海上特殊無線技士(二海特)
・第三級海上特殊無線技士(三海特)
・レーダー級海上特殊無線技士(レーダー)
■航空無線従事者<2資格>
・航空無線通信士(航空通)
・航空特殊無線技士(航空特)
■陸上無線従事者<6資格>
・第一級陸上無線技術士(一陸技)
・第二級陸上無線技術士(二陸技)
・第一級陸上特殊無線技士(一陸特)
・第二級陸上特殊無線技士(二陸特)
・第三級陸上特殊無線技士(三陸特)
・国内電信級陸上特殊無線技士(国内電信)
■アマチュア無線従事者<4資格>
・第一級アマチュア無線技士(一アマ)
・第二級アマチュア無線技士(二アマ)
・第三級アマチュア無線技士(三アマ)
・第四級アマチュア無線技士(四アマ)
■二海特 取得へ
管理人sohの感覚ですが、テキスト・問題集を見ると二海特も三海特もそれほど難易度が変わらないように見えましたので、上位の二海特を取得しました。
QCQ規格・編 誠文堂新光社さんの問題・解答集を購入しました。
■受験申請
公財)日本無線協会のHPより、インターネット申請(電子申請)が便利です。試験日時の2ヶ月前から申請可能です。
ただ、試験手数料の払込は郵便局の「振替払込用紙」を使用しなくてはならないです。
どんな国家資格試験でも、ネット銀行で手数料払込が出来るようになると良いですね。
■試験日時
✅6月期
✅10月期
✅2月期
■試験地
🏢東京本部と各支部
(東京、札幌、仙台、長野、金沢、名古屋、大阪、広島、松山、熊本、那覇)
■試験科目
1️⃣無線工学(12問)
無線設備の取扱方法(空中線系及び無線機器機能の概念を含む)
2️⃣法規(12問)
電波法及びこれに基づく命令
(電気通信事業法及びこれに基づく命令関係規定を含む)の簡略な概要
■過去問
過去問題・解答は試験を実施する日本無線協会のHPから過去3回分ダウンロード出来ます。
購入した問題集とともに解いていきました。だいたい出題パターンが見えてくるので、それほどいやらしい問題は無いように見えました。
また、マークシート方式で択一式です。1問あたり4つの選択肢から1つを選びます。
✅「次のうちどれか」
✅「最も適切なものはどれか」
✅「正しいのはどれか」等
慣れてくると、ひと目見ただけで消去法が可能です。
■まとめ
管理人cohの所有している無線従事者免許の中で、1番最初に取得した免許が第二級海上特殊無線技士(二海特)になります。
個人的に大変思い入れの強い資格になります。これをきっかけに電波法に基づく無線従事者免許の世界に足を踏み入れてしまいました(笑)
小型船舶免許を取得し、二海特を取得して毎年行われる船や海、釣りに関するイベントに行くとこれまで憧れだった分野が理解出来るようになり、何より世界が広がったような気がします。
🏢公益財団法人 日本無線協会
http://www.nichimu.or.jp/