小型船舶操縦士免許の更新🆙2024年6月に更新しました。
今回は、世の中の動きに合わせて、大きなトピックスがありました。
【管理人soh取得済
船舶職員及び小型船舶操縦者法の免許】
<取得年月> <資格名称>
・2014年7月 一級小型船舶操縦士
・2014年7月 特定操縦士(旅客船、遊漁船)
・2014年8月 小型特殊船舶操縦士(水上バイク)
前回更新は2019年7月なので、もう5年経ちました。下記はその更新時の振り返りです。
■更新時期を確認
免許証有効期限の1年前から更新可能📅
管理人sohの更新月は、2024年7月です。
その1ヶ月前2024年6月に更新しました👍️
■どこで免許証更新するか?
管理人sohの場合は、すべてJEIS関東で免許取得しました。
5年前の更新もそこでしたので、今回も同じくHPより申込みしました。
●JEIS関東(一般財団法人 日本船舶職員養成協会関東)
https://jeis-kanto.or.jp/
■ざっくり更新費用
【更新講習受講料等】
・受講料 4,000円
・身体検査料 1,000円
・印紙代 1,350円
・免許証交付手続代行手数料
(海事代理士) 2,650円 ※自分でする場合は不要
合計 9,000円 ※6,350円
※記事作成時に調べましたので、ご自身で再度確認願います。
ざっくり1万円あれば更新できます💴
今回の更新は、免許交付手続きを海事代理士さんにおまかせとしました。更新講習申込時に選択できます。
■更新講習当日
【持参品】
✅️受講料
✅️証明写真(縦4.5cm*横3.5cm 2枚)
✅️免許証
✅️認印
✅️筆記用具
✅️眼鏡等(必要な人)
他
前回同様、JEIS東京事務所で更新です。
■特定操縦免許制度の変更(小型旅客船や遊漁船)
事故が起きれば、当然ながら規制なり色々と厳しくなります。
2年前の2022.4.23 知床遊覧船沈没事故がありました。
知識や経験を持つ人材が無く、実質的に運航管理も行われず、設備や施設も不十分で、安全管理体制が整備されていなかった事故は、記憶に新しいですね。
そういった影響もあり、これまでの小型旅客船や遊漁船の特定操縦免許制度が変わります。
2024年4月より、2年の経過措置を経て、2026年4月より新しい特定操縦免許となります。
1️⃣履歴限定制度の導入
ざっくりいうと乗船履歴がない場合は、平水区域に限定される制度です。
2️⃣特定操縦免許講習の創設
ざっくりいうと、これまでの小型旅客船・遊漁船の講習である「小型旅客安全講習」から、「特定操縦免許講習」に変わります。
●改正前(小型旅客安全講習)
①海難発生時の措置(旅客の救命)7時間
⬇️⬇️⬇️
●改正後(特定操縦免許講習)
①海難発生時の措置(旅客の救命)7時間
+
②事故を未然に防ぐ(出航判断能力等)8時間以上
※既に特定操縦免許保持者は、移行講習(今回拡充される内容の部分②)を受ければ、新しい特定操縦免許となる。
●令和6年4月1日以降の特定操縦免許制度について(2024年) 国土交通省HP
https://www.mlit.go.jp/maritime/maritime_mn10_000004.html
■今回更新された免許
というわけで、管理人sohが今回の更新で受け取った免許がこちらになります⬇️
移行講習を受けていないため、「特定」欄が赤色になっております。
これだと、2026年4月以降は小型旅客船・遊漁船の船長として乗船できません。
■まとめ
通常、更新免許の発行は、更新講習をする教習機関経由で海事代理士さんに依頼するのが一般的です。
前回更新は、海事代理士さんに依頼せず、自分で管轄の運輸支局に行って更新手続きをしました⬇️
今回の更新講習は、知床遊覧船沈没事故という大変痛ましい事故があっての講習だったので、安全についてより一層考えさせられました。
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