墜落制止用器具のうちフルハーネス型のものを用いて行う作業に係る特別教育(フルハーネス型安全帯使用作業特別教育)。
2メートル以上の高所作業について法令等が変わり、一般的な「胴ベルト型安全帯」が2022年1月2日以降使用出来なくなる(例外場面はあるけど、ざっくりな説明です)。
これまでの胴ベルト型安全帯での死亡災害(墜落は免れるが腹部等圧迫)が看過できないということでしょうね。
現場作業において「フルハーネス型墜落制止用器具」を使用しなくてはいけなくなり、取得しても損はないのでこの資格を取得した。
因みに、一般的な呼称としての「安全帯」が定着しているので、「墜落制止用器具」という長い名称は、今後も「安全帯」という呼び名で行くとこと。
労働安全衛生法に基づく特別教育なので国家資格です。
労働安全衛生法のいわゆる現場作業に関しての資格取得は、各都道府県の労働局長登録教習機関がやっている。
今回(2020年3月)は、以前にも何回か教習を受けた「IHI技術教習所神奈川センター」に行ってきた。一番教習受けた回数はココが多いですね。
神奈川県綾瀬市にあるが、新しい場所に移転されてからは初めての教習。
もともとあった場所は、東名高速道路の綾瀬スマートインターチェンジ建設工事のために、今の場所に移転された。
最寄り駅は、海老名駅。そこから相鉄バス。
車やバイクで行くには駐車場が広くて便利。
仕事の関係で受講する方は、車で同僚仕事仲間と乗り合いで来ている方が多いイメージ。
学科を4.5時間、実技を1.5時間の1日で取得できる。時間内に実施する筆記試験を受けてカードタイプの修了証が発行されます。(先生の講義をしっかり聴いていればOKです。)
もちろん、フルハーネス型安全帯を装着しての専用器具を使った宙吊り体験も出来るのが貴重ですね。
殆どの受講生は、会社から指示されて業務として来ているので、自分のような趣味で来ている人は、稀な存在。
といっても、過去に仕事の関係で、作業着/安全帽/安全帯/安全靴で大規模建設現場に入場したことがあるので、全く関わりが無いわけでもない。
こういった現場で働く方、これから働こうという方には、必須な資格ですね。
●資格名称 フルハーネス型墜落制止用器具作業に係る特別教育
●管轄省庁 厚生労働省
●根拠法 労働安全衛生法
●取得費用 講習料金として11000円(税込) 他
(本記事up時点)
●IHI技術教習所 (現 nxtPCT)
https://www.npct.co.jp/
神奈川県綾瀬市早川2771-9
最寄り駅 小田急線,相鉄線 海老名駅(海老名駅東口より相鉄バス)