乙4。危険物取扱者乙種第4類。初めて危険物取扱者試験を受験する方にとっては、どれくらいの難易度・難しさというのが気になると思います。
乙4だけ仕事の関係で、どうしても取らなくてはいけないという方も多いと思います。
「とりあえず取得してみよう」という方も多い国家資格の一つですね。
当サイト管理人sohは、危険物取扱者乙種は全類取得しております👍
■危険物取扱者試験 乙種第4類(乙4)概要
●受験資格 ⇨ 誰でも
●試験方法
・筆記(マークシート塗りつぶし)
甲種・乙種 ⇨ 五肢択一、丙種 ⇨ 四枝択一
・実技なし
・試験時間
甲種 ⇨ 2時間30分
乙種 ⇨ 2時間
丙種 ⇨ 1時間15分
●試験手数料
・甲種 ⇨ 6,600円
・乙種 ⇨ 4,600円
・丙種 ⇨ 3,700円
●合格基準
・試験科目ごと成績がそれぞれ60%以上(科目免除者はその科目除く)
■ざっくり難易度
初めて受験する方にとって、どれくらいの難しさ・勉強をしなくてはいけないのかと言う情報が欲しいと思います。
ざっくりいうと、初学者には難しく、面食らうと思います。
危険物取扱者試験は、先ず乙4(引火性液体)受験する方が大変多いと思います。
ガソリン、軽油、灯油・・・馴染みがあるものですね。
いきなり、乙3(自然発火性物質及び禁水性物質)を取り扱いしなくてはいけないという方は、激レアな存在だと思います。
仕事上、化学関係企業でどうしても取り扱う・・・、もちろんいらっしゃいますが割合は低いですよね。
順に難しいと思われる理由を4つ挙げてみたいと思います。
■難しい理由①試験慣れがあるか?
危険物取扱者乙種第4類(乙4)を受ける方は、ガソリンスタンドでアルバイト?または、フルタイムであれば、液体燃料に関わる仕事をする?馴染みやすい物質ですね。
国家資格試験の勉強に関して、車の免許🚙🚗以来初めて接するという方も多いのではないでしょうか?
勉強を進めていく前の段階、テキストや問題集を書店やアマゾンで選定するところから、あまり慣れていないという方も多いと思います。
やっぱり慣れが重要になってきます。
■難しい理由②「物理・化学」の項目
ココが一番の難所です。ココだけ合格点未満で不合格というパターンが大変多いです。
皆さんは、中学や高校時代の理科分野が好きでしたか?管理人sohは苦手でした、というより興味が湧きませんでした_| ̄|○
覚えなくてはならない計算式というのも出てきます。憶えて理解し問題を解く・・・これを繰り返しやっていかなくてはなりません。
物理では、ボイルの法則、シャルルの法則、アボガドロの法則、ドルトンの法則、グレアムの法則、エネルギー保存の法則・・・・。
化学では、物質の原子記号や分子記号、それが掛け合わさるとどうなるか?燃焼させるとどういう化学式が成り立つか・・・等など、出題されます。
「物理・化学」のセクターさえクリアすれば、乙4は合格したも同然といっても過言ではありません❣
ひたすら、「公式を憶え⇨理解⇨問題を解く」を繰り返して行きましょう❣
■難しい理由③乙4は容易という錯覚?
乙4、乙4・・・受験したことがなくても「おつよん」という言葉だけは、聞いたことがあったり、ポピュラーなイメージが強いです。
■難しい理由④過去問非公開
危険物取扱者試験は、試験問題持ち帰り不可・過去問題非公開です。巷の書店にたくさん並ぶテキスト・問題集は、全て予想問題です。
なので、出版社によっては、受験者に最新問題の情報提供を求めています。変わった問題があったら情報提供するのも良いかもしれません。ちょっとした謝礼くれるかも・・・❓
ちなみに消防試験研究センターのホームページにアップされているのは、過去問題の一部のみ示されています。
●一般財団法人 消防試験研究センター
https://www.shoubo-shiken.or.jp/
(危険物取扱者→試験案内→例題 より参照できます。)
■故に乙4は合格率が低い📉
■まとめ
巷では結構乙四は楽勝みたいな雰囲気はあると思います。
勉強慣れ、試験慣れしてる方にとっては、容易かもしれませんが、初学者にとっては警戒しなくてはならないと思います⚠
ちなみに、乙四を取得したあと、他の乙種第◯類を受験する場合は、大変容易な方向になります。
<乙4取得後、他乙種取得が容易な理由>
1)「法令」、「物理化学」免除
⇨「性質と消火」10問のみ
2)危険物取扱者試験の慣れ
かくいうsohも乙4の初回受験は不合格だったような気がします_| ̄|○
管理人sohは、他の乙種第◯類(乙4以外)に関して、こちらのテキスト一冊で勉強・受験しました❣ 価格も安いし厚さも薄い❣👍
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