消防設備士乙種第6類。消防法の国家試験「危険物取扱者」「消防設備士」の中では、
・「危険物取扱者乙種第4類」
・「消防設備士甲種第4類」
と同じくらいメジャーだと思います。
「消火器」という普段目にして馴染みが深いものなので、
一番最初に 受験→合格→免状取得 する方も多いと思います。
管理人ソウは、2017年に合格→免状取得しました。身近な「消火器」というものに対して、これまで、わかっているようで、わかっていなかったことが体系的に分かるようになり、嬉しかったのを憶えています。
●消防設備士乙種第6類(消火器)について
●受験資格・・・乙種ですので、誰でも受験できます(因みに甲種は受験資格有り)
●試験科目及び問題数・・・
●科目免除・・・消防設備士、電気工事士、電気主任技術者、技術士など
試験科目一部免除有り。時間も短縮されます。
●試験の方法・・・
<筆記試験>マークシート四肢択一式
<実技試験>写真・イラスト・図面等による記述式
●試験手数料・・・乙種3,800円(郵便局窓口で支払いのみ)
●合格基準・・・
<筆記試験>各科目毎40%以上で全体60%以上
<実技試験>60%以上
ちなみに筆記試験点数をクリアしないと、実技試験は採点すらされません。
●合格発表・・・
インターネット上のHPに受験番号掲示
郵便はがきで合否結果郵送
●消火器は馴染みやすいので、合格に向け勉強しやすい
先に個人的な感想を言うと勉強しやすかったです。比較的身近にある「消火器」というものについて、大変興味があり知識が頭に入り易かったからですね。
勉強すると、身近においてある「消火器」の種類を何気なく確認したくなってきます(笑)
●使用テキスト・問題集
管理人ソウは、ユーキャンさんのテキスト・予想模擬試験だけで勉強→合格しました。
いろいろな出版社からテキスト・問題集が出されていますが、問題集はいろいろな出題パターンに慣れる意味でこなした方が良いですね。
●合格に向けての受験対策、ポイント
<筆記試験>
テキスト・問題集でひたすらパターンを覚えていく作業になります。おそらく、筆記に関しては合格点に達する方は多いと思います。
<実技試験>
難関は、やはり実技試験になります。5問ですが、大問が5でそれに関して数問ぶら下がってるイメージですので、結構時間がかかります。
●漢字は読めるけど咄嗟に書ける?
まず社会人になって、シャーペンや鉛筆で文字を書く。どれだけの方が日々しているだろうか?漢字に関しても、読めるけど咄嗟に書けないという方は多いと思います。
・<蓄圧式>の<畜>ってどうだったけ?
・<窒素ガス>の<窒>ってどうだったけ?
結構意識して書いて覚える・思い出すようにしました。
●名称の単語で解答もあるけど、役割の説明文を書くイメージ
消火器の種類はもちろんですが、バラした際の各部品の名称やそれの役割を、文章で回答していきます。これを繰り返し徹底的に実際に手を動かして書いていくことをやりました。読んで覚えるだけだと、わかったようで実はわかってないので結構厳しいです。
●試験実施日も多い
メジャー級の認知度なので、受験者も多数です。東京であれば京王線笹塚駅最寄りの「中央試験センター」で数多く実施されます。
隣接する県の方も東京の試験日をチェックしておきましょう。
他の県では、専用の施設が無いので、休日の大学を使用して実施されることが多いです。
因みに、例として神奈川県だと神奈川大学横浜キャンパス(東急東横線白楽駅最寄り)、慶應義塾大学日吉キャンパス(東急東横線日吉駅最寄り)が多いですね。
・一般財団法人 消防試験研究センター
(国家資格 危険物取扱者・消防設備士 指定試験機関)
https://www.shoubo-shiken.or.jp/
●まとめ
<消防法に基づく国家資格>
・危険物取扱者
・消防設備士
消防設備士乙種第6類は、「消火器」という身近な物で受験者も多数です。消防設備士だと最初に受験する方が多いと思います。
●いわゆる一般にある消火器
会社勤めの方は、事業所で消火訓練をする際に、初めて消火器を使う方も多いですね
・「蓄圧式粉末(ABC)消火器」
・「ガス加圧式粉末(ABC)消火器」
消火訓練の際に、同僚に消火器知識をドヤ顔で違いを語ってみるのも良いかもしれませんね。
・「Aとは・・・Bとは・・・Cとは・・・」
・「加圧方式による違いは・・・」
おそらく「へぇ~・・・」って言われると思います。
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