蛍光灯(一般照明用)製造と輸出入禁止。政令改正が閣議決定されました。(2027年末で禁止)
電気工事士の資格を持っている管理人sohにとっても、関連のあるトピックスですね。
結構時間があるようで無い気がします。
■東日本大震災以降の変化
2011年、タイミング的にLED照明へ切り替わっていった出来事でした。
■住宅
家庭用のリビングに取り付けるシーリングライト、もう蛍光灯の方は稀だと思います。
■商業施設
大規模な施設照明などは、すべてLED照明ですね。
■街中
地味なところで、街路灯も蛍光灯からLEDに切り替わっています。
電柱に付いている街路灯がチカチカ(蛍光灯交換時期)としている風景は、いつの間にか見なくなりました。
■蛍光灯からLEDへの交換
LED照明が世の中に出始めた頃、蛍光灯照明器具にランプだけLEDランプに交換・・・のような需要もあったと思います。
現在では、蛍光灯照明器具ごと全交換でのLED照明器具が主流です。
そうなると、国家資格である電気工事士の独占業務となります。
一般の人は工事をしてはいけません。
■電気工事士への需要予想
新築の商業施設やマンションなどは、すでにLED照明化が進んでいます。
10年超の劣化による交換需要はもちろん必要です。
しかしながら、比較的古めの商業施設やマンションなどでは、未だに蛍光灯を使っています。
こういった場所は、特に計画的にLED照明への切り替えを進めていかなくてはいけません。
このような未だ残っている箇所に、電気工事士への需要があると予想しています。
■まとめ
期限ギリギリになってから、「蛍光灯ランプだけ買いだめ・・・」あるいは、「LED照明器具への交換・・・」どっちもかなり策としては危険な香りが漂いますね。
メーカーは終息する蛍光灯に対して、生産自体を徐々に落としていき、入手困難になる。
そして、期限ギリギリの急激なLED切り替え需要については対応できない。
そんな予感がしています。
Tweet本日24日、一般照明用「蛍光灯」の製造と輸出入を2027年末で禁止する政令改正が閣議決定されました。
— ナイト(独立行政法人 製品評価技術基盤機構) NITE公式 (@NITE_JP) December 24, 2024
蛍光灯といえば、LEDランプに交換する際に事故が発生していますので注意するポイントをお知らせします。
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