ベイサイドブルー。横浜は「ベイ」とか「ブルー」とかいう単語を使いたがります。歌謡曲🎤しかり、橋🌉しかり、プロ野球⚾️しかり・・・。
かつて「ブルーライン」という観光周遊目的の2階建てバス🚌が走っていたのを憶えている方は多いんじゃないでしょうか?
管理人sohは「大型二種」「けん引二種」「大特二種」「大型二輪」運転免許取得済のフル免許ホルダーです。
先日の東京BRTに引き続き、横浜の連節バス「ベイサイドブルー」に乗車してきましたので、その感想を記したいです。
■ベイサイドブルーとは?
■目的
港町ヨコハマ⚓️のベイエリアにおける観光客輸送で作られました。
この点が今年、将来的に逼迫する通勤客輸送目的で導入した東京BRTとの違いになります。
●ベイサイドブルー(横浜市)
https://www.city.yokohama.lg.jp/kotsu/tanoshimou/kanko/baysideblue.html
■連節バス
因みに、ベイサイドブルーと東京BRTに導入された連節バスは兄弟車のようなものです。
平たく言うと製造メーカーが同型バスを作り、販売するメーカーブランドを分けています。トヨタの86とスバルのBRZみたいなものですかね。
●横浜ベイサイドブルー
<製造>ジェイ・バス株式会社
(日野といすゞの合弁会社)
↓
<販売>日野自動車株式会社
ブルーリボンハイブリッド連節バス
↓
横浜市交通局(横浜市営バス)
●東京BRT
<製造>ジェイ・バス株式会社
(日野といすゞの合弁会社)
↓
<販売>いすゞ自動車株式会社
エルガデュオ
↓
東京都都市整備局
運行:東京BRT株式会社
(京成バス株式会社100%子会社)
■運行事業者,運賃
横浜市交通局(横浜市営バス)になります。それ故に、運賃体系は既存の横浜市営バスと同じになります。
【運賃】<2020年12 月時点>
🚌一回乗車
大人 220円
子供 110円
🚌バス1日乗車券
大人 600円
子供 300円
🚌みなとぶらりチケット(横浜ベイエリアのバス,地下鉄1日乗車券)
大人 500円
子供 250円
🚌バス,地下鉄1日乗車券(横浜市交通局1日乗車券)
大人 830円
子供 420円
■ 連節バスの運転免許は?
大型二種免許のみでOKです。
一見するとけん引二種免許も要るのでは?と思いますが、引っ張ってません。
後ろの車に動力があります。前の車を押しているのです。
■2020年新規導入の連節バス、他ではどこで乗れる?
2020年、首都圏で新規導入されたのは、横浜と東京のベイエリアになります。
・横浜ベイサイドブルー(横浜駅東口~・・・・山下ふ頭)
・東京BRT(虎ノ門~新橋~豊洲~晴海)
やはり連節バスは、ベイエリアの埋立地をきっちり区画整理された4車線6車線道路でないと、厳しいですね。既存の事業者では例外はありますが・・・。
■ベイサイドブルーに乗った資格マニア視点
■速度は遅い・時間がかかる
スピード出さずきっちりと運転されているので、普通に走っている既存の路線バスに比べたら速達性はありません。
発車時・ドア閉める際もきっちりすべてのドアに対しアナウンスし安全確認を取ってから「3番目のドアを閉める→2番目のドアを閉める→最後に1番前のドアを閉める」と時間がかかります。
見どころの一つとして、停留所「パシフィコ横浜ノース」「パシフィコ横浜」付近では転回場所が設けてあります。
かなりキツイ弧を描いているので、人が歩く程の速度で慎重にゆっくりと転回します
故にまだパシフィコ横浜付近を走っているのかという印象を受けました。
■交差点左折で厳しい場面に遭遇
「カップヌードルパーク・ハンマーヘッド」を出発すると万国橋を渡り交差点を左折します。
既存の横浜市営バス26系統の路線と合流するわけですが、ここから2車線道路になります(右折レーンはあり)。
よくこのルートを連節バスで走るな・・・という印象です。
左折時に信号青で横断歩道に歩行者も居ず、全く前に進まないので、何故かと思ったら右折レーンに停止線を大幅にはみ出した一般車がいました。
こうなると連節バスではどうすることも出来ません。
ひたすら待って相手側が避けてくれるのを期待するしか無いのです。
観光地ですから曜日や時間帯によっては、渋滞で詰まってることも考えられますが、本格的に身動き取れなくなると、どうなるんでしょうか?
降りて車を1台づつ誘導するしか方法が無いのでしょうか?そもそも交差点に入らないんでしょうけどね。
■やっぱり後ろの車に乗りたい
管理人sohも含めて、乗客は後ろの車に乗りたがる傾向にあります。
全体の動きが分かりやすいく、右左折時に連結部分が折れてるのをみたいですからね。
■まとめ
終点「山下ふ頭」は山下公園に係留してある氷川丸の横になります。
管理人sohは、山下ふ頭の奥まで行くのかと思っていました。
東京BRTにも共通していますが、折り返し場は広大です。
降り立つと目の前に2020.12/19sat一般公開されるガンダム🤖が出迎えてくれます。
港町ヨコハマ⚓️にガンダム🤖が降り立っているのは結構な違和感があります。
●GUNDAM FACTORY YOKOHAMA
https://gundam-factory.net/
近い将来、山下ふ頭エリアの利用方法で横浜の街は割れています。カジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致で有力な候補となっているからです。
管理人sohは横浜出身ですが、ここまで賛成派反対派で二分したのは記憶にありません。
今は東京在住です。当然ながら横浜における選挙権は無いわけですが、今後の行方には大変興味がありますね。
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