消防設備士 甲種第2類(泡消火設備等)って大変難しいんだが。

消防設備士甲種第2類の難しさを分析する。

消防設備士試験会場案内

消防設備士甲種第2類。何回受験したんでしょうか?
合否結果は今月25日に発表されるので、大変楽しみにしている。



消防設備士試験会場案内
【消防設備士試験会場案内 中央試験センター】



管理人ソウは、消防設備士甲1,4乙6,7取得済みです。おそらく一般的な取得順に沿ってると思います。

ココから、2,3,5という流れで取得していこうと思っていたけど、どうしても2で足踏み状態になっています。


ですので、消防設備士甲種第2類がなぜ難しいかを自分なりに分析してみたいと思いました。取得してないのに・・・(笑)






消防設備士の中ではマイナーである

メジャー級の認知度はなんと言っても・・・

✅消防設備士甲種第4類(自動火災警報器等)

✅消防設備士乙種第6類(消火器)

ではないでしょうか?



特に4類の点検している場面は、みなさんの事務所やオフィス等でも、一度は目撃したことがあるかもしれません。


作業着にヘルメットかぶった業者が、おもむろに棒の先にある「おわん」のような物で、天井の火災警報器にむかって、カポッとはめて何かをやっている・・・。

平たく言うと、作動するか点検しているわけですが、大変わかりやすい消防設備士の仕事だと思いますね。


書店の資格試験書籍売り場でも、消防設備士の中では、甲種第4類(自動火災警報器等)は、もちろん平積みにもされていますし、ぶっちぎりで棚でも幅を利かせています。

それについで、乙種第6類(消火器)ですね。

それに引き換え、甲種第2類(泡消火設備等)というのは、実際に、消防設備士の方が点検・工事作業しているシーンを見たことが有りません・・・。

おそらく素人予想ですが、例としてホームセンターの立体駐車場等で、営業時間外に点検・工事しているんだと思います。



テキスト,問題集がそれほど出版されてない

管理人ソウは、ふらっと書店に寄ることが多いですが、消防法の国家試験である「消防設備士」「危険物取扱者」はおおむね同じスペースに置いてあります。

「新宿」「神保町」レベルの大規模書店の資格試験コーナーでも甲種第2類に関しては、テキスト・問題集の選択肢が無いです。

「危険物取扱者」「消防設備士」のテキスト・問題集といえば、弘文社さんというイメージが強いんですが、甲種第2類に関しては、出版していないと思います。(本投稿時点)

https://amzn.to/3RXsJW7ラクラクわかる! 2類消防設備士 集中ゼミ オーム社 本 通販 Amazon

https://amzn.to/3tWCTyr本試験形式 消防設備士2類模擬試験問題集 電気書院 本 通販 Amazon



過去問題が未公表

消防法に基づく国家資格「消防設備士」「危険物取扱者」共通事項ですが、問題冊子2冊(筆記,実技)は、持ち帰り不可です。

故に傾向が掴めないというのが、悩みの種になります。

解答を終えて、途中退室での持ち帰り不可、制限時間いっぱいまで席にいて、問題冊子を持ち帰れるという試験は知っていますが、他法律に基づく国家試験を見渡しても、持ち帰り不可というのは結構珍しい方だと思います。

ただ、試験実施機関である「一般財団法人 消防試験研究センター」のホームページで、「過去に出題された問題」という項目で「一部を公開」しています。

泣けるくらい本当にごく一部です・・・。





鬼門である実技の製図問題パターンが予想できない

これまで消防設備士試験にて、筆記で苦労したことはありません。

因みに、ざっくりですがマークシート方式の筆記で60%点数を取らないと、実技の採点をしてもらえないです。

実技といっても、試験官の前で実際に体を動かして何かをやるわけではなく、単語,文章を問題冊子に直接書いて解答します。(故に持ち帰り不可)

実技は「鑑別」と「製図」の大問に分かれますが、ネックは製図になります。消防設備士甲種は、もう「製図」が全てと言っても過言では有りません。

一般的に国家試験を受験する際は、できるだけ過去問題や予想問題で解いて、問題のパターンを頭の中に詰め込みたいのですが、過去問題は未公表予想問題は出版物が少ないというダブルパンチなので、大変難易度が高い気がします。

先月受験した際も、見たことのないパターンだったので、正直大変厳しかったです。

管理人ソウの応用力が乏しいだけのような気がしますが・・・。



出題範囲が広い?

泡消火設備といっても「固定式~」「移動式~」「高発泡~」があり、それぞれの構成・規格・機能や消火薬剤、泡消火設備を構成する各ユニットの役割があります。

それに基づき、実技の「写真鑑別」「図面鑑別」「製図」があるので、他の消防設備士に比べて覚えることが大変多い気がするのは、管理人ソウだけでしょうか?

かつ、各構成ユニットの役割・他構成ユニットへの繋がりなど、全体像を体系的にイメージ出来ないといけません。

管理人ソウが使用したテキストには、「(構成を)フリーハンドで描けるまで・・・」
という記載があったと思います。



まとめ

単なる管理人ソウの愚痴のような感じですが、受験されている方は、おおむね甲種第2類に関しては、こんなイメージだと思います。それだけ苦戦しているという表れという意味で、生暖かく見守っていただければと思います。



・一般財団法人 消防設備士試験研究センター
(国家資格 危険物取扱者・消防設備士の指定試験機関)
https://www.shoubo-shiken.or.jp/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です