消防設備士試験 甲種第2類 合格!

消防設備士試験甲種第2類。ついに合格!過去問が非公表の試験ですが、受験時の記憶している出題された試験問題を記載します!

消防設備士試験甲種第2類(泡消火設備等)。

消防設備士試験コンプリート目指す上で足踏みしている。何回受験してきたか、もう忘れてしまいました。それくらい受験しています。



ようやく合格!

【消防設備士試験結果通知書】

<正答率>

(1)筆記試験
法令(100%)
構造・機能(50%
筆記全体(66%)

(2)実技試験(70%)

消防設備士コンプリートに向けて、これまで結構スイスイとやってきたわけですが、甲種第2類で超足踏みは予想を超えていた_| ̄|○

消防設備士試験 交付履歴】

●乙種第6類 2017年3月(H29.3)交付
 ↓
●甲種第1類 2018年3月(H30.3)交付
 ↓
●乙種第7類 2019年1月(H31.1)交付 
 ↓
●甲種第4類 2019年3月(H31.3)交付

現在は2021年(令和3年)なので、かなり時間が経っているが、この消防設備士試験だけに注力してきたわけはありません。

受験をしなかった時期もあるのでなんとも言えないが、それでもかなりの間隔が空いてしまいました。

2021年5月16日 (火)に東京・笹塚駅最寄りの中央試験センターで受験しました。記憶の限り出題された問題を記載していきたいと思います。

消防法の危険物取扱者試験消防設備士試は、実施された問題自体が原則非公表故、過去問題が無いので、これから受験する方に少しはお役に立てればと思います。 

ちなみに管理人ソウは、第二種電気工事士と甲種第1,4類消防設備士なので、「試験科目一部免除あり」で受験しております。



筆記試験(構造、機能及び工事・整備の方法 機械に関する部分、規格に関する部分)で出題された問題 

ほとんど出題された問題が買ったテキスト・問題集で記憶にあるものでしたが、一部見た事無いような出題がありました。

【問題】

●鉄鋼材料「SS400」

・SSとは何の材料か?

・400とは何を示す数値か?

このような問題が出題されました。普段から仕事で関わっている方であれば、一般的な業界知識を聞いてくる問題なのでしょうね。

しかしながら、この業界に関わっていない単なる資格マニアからすると、「テキスト・問題集に載ってなかったじゃないか・・・」となるわけですね。

マークシート方式なので、選択肢がいくつかありましたが、管理人ソウはこの問題を落としております。

問題 答え

●鉄鋼材料「SS400」

・SSとは何の材料か? → 一般構造用圧延鋼材

・400とは何を示す数値か? → 引張強さ



実技試験<写真鑑別>で出題された問題

購入したテキスト・問題集に記載の無い問題は大変印象的ですね・・・。
今回も管継手に関わる問題がそれにあたりました。

【問題】
●「この写真で示す物の使用目的を答えよ。」

以前自宅トイレの水漏れが気になっていたので、水道工事に使う「白いテープ」は持っていました。

因みに「水栓スパナセット」も持っています。滅多に無いですが、水回り緊急時に備えたいですね。オススメです。

【水栓スパナセット】

管理人ソウは、「接続部の気密性の維持、漏れ防止」のような記入をしました。合っているか合ってないかはわかりません。なぜなら過去問と模範解答を公表してくれないから・・・。



実技試験<製図>で出題された問題

甲種消防設備士試験を合格する上で、いかに合否に直結するのが、実技試験<製図>です。スラスラと記入出来れば、合格が見えてきます。

【問題】

1)平時(警戒時)で閉の止水弁を黒く塗りつぶせ。

2)□空欄部の名称を記入せよ。 

【固定式泡消火設備の基本的な系統図】

固定式泡消火設備の基本的な系統図ですね。簡略な手書きで恐縮ですが間違いがあったらご愛嬌(^_^;)。

水源から放出口までの全体図ですが、問題冊子には、止水弁が全て「開」の状態、機能の名称部分は空欄で記載がありました。

1)「呼水槽の排水管の弁」、「性能試験配管の流量計両側」、「ポンプ起動試験用排水弁」、「泡消火薬剤混合装置の排水弁」、「試験用排水弁」、「手動起動弁」・・・など。

系統図さえ頭に入れていれば、難なく塗りつぶせると思います。

2)「呼水槽」、「性能試験装置」、「起動用圧力タンク」、「泡消火薬剤混合装置」、「火災感知用ヘッド」、「手動起動弁」・・など。

総じて結構シンプルな問題でした・・・。

【問題】

高発泡用泡放出口

1)全域放出方式 (平面図・側面図記載あり)

2)局所放出方式 (平面図・側面図記載あり)

予め記載計算式の空欄部分について、数字を記入せよ。

このような問題が出題されました。

実技試験の問題冊子でいうと、最後の見開き部分です。

簡略な手書きで恐縮ですが間違いがあったらご愛嬌(^_^;) 受験する方は、テキストで見慣れている図と計算式ですね。この図と計算式のキーになる数字が頭に入っていれば問題ありませんでした。

計算式は予め実技問題用紙兼解答用紙に記載がありましたので、虫食いの計算式空欄にスラスラとその数字を記入していくだけでした。(例 500㎡、0.5m、3Hまたは1m、20分、3L 等)

これまで、こんなシンプルな問題これまで見たことがなかった。なんせ自分自身で計算すらしなくても良い問題(^_^;)

解答は数字を記入すれば良いだけなので、時間も要せず、コレだったらマークシート方式でも良いじゃないかという感じ・・・。超ラッキー問題\(^o^)/



使用テキスト・問題集

甲種第2類消防設備士試験は、それほど選択肢が無いのが実情です。本屋さんに行けば甲種第1,4類のように平積みで陳列されているようなメジャー資格ではありません。

過去問題が非公開のため、売っているテキスト・問題集はあくまでも予想問題です。甲種第2類はマイナーゆえ、初版→第2版・・・と更新頻度もそれほどではなく、最新の出題トレンドを網羅していないと思います。

なので、本番では未知の問題パターンに遭遇しますが、既知の問題パターンで点数を落とさないようにするのが攻略法だと思います。

【購入した使用テキスト・問題集】



まとめ

筆記・実技ともに一通り見直しをしてから、試験開始1時間位で途中退出したと記憶しています。

因みに管理人ソウの試験科目免除受験だと、35分から40分程経過で試験官の指示の下、途中退室可能です。すぐ退出する受験生は居ないように思えました。

甲種第2類消防設備士試験は、管理人ソウにとっては鬼門でした。長く使用したテキスト・問題集に感謝すると共に・・・

1)何でこんなに時間を要したかの分析

2)消防試験試験のあり方について

この2点は改めて記事にしたいと思います。

それにしても、今回の実技試験<製図>は超ラッキー問題だった\(^o^)/

●一般財団法人 消防試験研究センター
https://www.shoubo-shiken.or.jp/