けん引免許の一発試験(試験場試験)は最難関だと思っている。
とにかく、これまで人生、乗り物として出会ってきた「三輪車→自転車→原付→普通車→自動二輪車・・・」とは全く次元の違う動きをする。
●前進→まあ慣れれば普通の感覚
●後退→何とも言えない違和感・・・
管理人ソウは、フル免許ホルダーです。
<管理人soh所持運転免許>
●大型二種
●大型二輪
●けん引二種
●大特二種
「一発試験で厳しいのは何ですか?」と聞かれれば、「けん引免許です。」とお答えしたいです。
けん引だけは、自動車学校指導員に時間をかけてじっくりと教えてもらった方が良いかなあと思っています。
管理人ソウは、けん引一種に関して自動車学校で取得しました。
因みに、けん引二種は一発試験で取得(しか無い)。
●初期の教習で印象深かったこと
●前進 ➡ 交差点左折でトレーラー(台車)の左後輪が角を抜けた時点でハンドルを左に切ってヘッド左前輪を早々に歩道側に寄せる。
●後退 ➡ 直線で、徹底的に後退をする。
これがたいへん難しい。とにかくまっすぐ後退していくだけなのに難しいですね。ハンドルをまっすぐのまま後退ではすぐにジャックナイフ状態になってしまう。
●一番難しかった課題
最も最難関なのが、「方向転換」。
とにかく、けん引は「方向転換が全て」と言っても良いくらいです。
もう他の課題は全て気にしないでもOKといっても過言では無いと思ってます。
●方向転換のコツ
You Tubeで「けん引 方向転換」と検索するといろいろな方が、動画をアップされていますね。
自動車学校の方がアップされているような動画もあります。
自分が意識した点を列挙していきます(左バックの場合)。
●路肩から50-60cm空けて課題コースに前進で入る。
●方向転換スペースを左に見ながら通り過ぎる。
●停車する位置を決めます。
自分の場合は、台車後輪軸上に繋ぎ目があったので、それを、バックミラー越しに見える方向転換スペースの 向こう側の路肩に一直線上に並ぶようにしました。 (とにかく最初に停車する位置を、常に固定するということが大事です)
●停車
●ハンドルを右に一回転(すりきりOK)。
頭と台車を折るきっかけづくりになります。(これも常に固定したほうが良いと思います。)
●バックギア
●周囲確認
●後退(半クラでちょっとづつ)
●逆「くの字」に折れていくので、台車左側面で折れていく頭と台車
が一定の角度(150°くらい)なるまで後退。
(自分の試験車は、台車側面に号車番号が書いてあったので、その見え方で折れる角度の基準としました。)
●停車
●ハンドルをまっすぐに戻す(すりきりOK)。
●周囲確認
●後退(半クラでちょっとづつ)
●ヘッドと台車が更に折れていくので120°位になるまで折ります。
●ハンドルを左1回転半にして、折れ120°「くの字」を維持しながら後退します。(自分の試験車両は、ハンドル一回転半後退で120°折れた状態を維持したまま後退していきました。)
「この状態維持が大変重要」
「折れたまま維持できるテクニックを意識」
「折れていくようであれば、少し左切り増し」
「開いていくようであれば、少しハンドルを右に戻す」
●台車左後輪が、方向転換コースに入ったら、左切増しで、まっすぐに伸ばすように後退していく。 自分の場合は、開き気味で後退し方向転換コースに入っていった方が、後々結構調整は効きやすかったです。折る方が簡単だと思ってます。
●とにかく焦らないで半クラでちょっとずつ後退していき、都度ハンドルで
「切り増し→頭と台車のくの字を開く」
「戻す→折る」
をイメージしていました。
●まとめ
ミニチュアのミニカーで写真付きだと大変わかりやすいのですが、手元にないので文字だけになってしまいました・・・。
今後も運転免許関連は記事をアップしていこうと思っていますのでミニカー購入しようかなと思います・・・。モーターショーでもトミカが大きなブースで出展していますね。
現在けん引免許を使う機会はないですが、今振り返っても、新鮮な感覚の教習,検定でした。
あらゆる運転免許の課題の中で、けん引の方向転換はぶっちぎりで新鮮な感覚で面白かったし、今でもやってみたいですね。