ボイラー技士。エネルギーを供給する裏方のエンジニアっていう感じで、ちょっとかっこいいイメージがあります。完全に管理人ソウの主観ですが・・・。
管理人ソウは、2015年に免許交付されました。個人的に、このカードタイプ免許証デザインの無骨さ加減が結構好きです(笑)
有無を「0」「1」ビットで表記する感じは、懐かしき時代の運転免許証を思い出す人も多いと思います。
■二級ボイラー技士とは?
ボイラーはボイラー技士免許がなければ取り扱い出来ないです。
伝熱面積合計が25㎡未満のボイラー取扱作業については、二級ボイラー技士以上の免許を受けた者のうちからボイラー取扱作業主任者を選任しなければならないです。(小規模・小型ボイラー除く)
■ビルメン4点セットの一角
1️⃣第二種電気工事士(電気工事士法)
2️⃣二級ボイラー技士(労働安全衛生法)
3️⃣危険物取扱者乙種第4類(消防法)
4️⃣第三種冷凍機械責任者(高圧ガス保安法)
「ビルメンテナンス」・「設備管理4点セット」とも言われています。
■受験資格
不要。本人確認証明書添付必要です。
普通は運転免許証だと思います。
もしくは、すでに衛生管理者免許取得者のような労働安全衛生法の免許証。
■受験申請(受験申請書入手)
電子申請は無いので「免許試験受験申請書」をゲットしなくてはいけません。
✅入手方法
1️⃣試験実施会場の各センターに郵送で取り寄せ
2️⃣本部・各センターまで取りに行く
✅公財)安全衛生技術試験協会
<本部>東京都千代田区西神田
<試験実施各センター>全国7箇所
1)北海道安全衛生技術センター(北海道恵庭市)
2)東北安全衛生技術センター(岩手県岩沼市)
3)関東安全衛生技術センター(千葉県市原市)
4)中部安全衛生技術センター(愛知県東海市)
5)近畿安全衛生技術センター(兵庫県加古川市)
6)中国四国安全衛生技術センター(広島県福山市)
7)九州安全衛生技術センター(福岡県久留米市)
入手方法
3️⃣労働局長指定登録機関や労働・安全に関わる団体まで取りに行く
関東だけでもたくさん有りますので、公財)安全衛生技術センターHP要チェック。一番現実的な手段かもしれませんね。
✅公益財団法人 安全衛生技術試験協会
https://www.exam.or.jp
■免許申請条件の講習会(実務経験者除く)
試験合格の後、二級ボイラー技士免許には、申請・交付の条件があります。
各都道県の労働局長登録教習機関にて「ボイラー技士実技講習」を受講しなくてなりません。
管理人ソウは免許取得当時、神奈川県在住でしたので、「一般財団法人 日本ボイラ協会 神奈川支部」にて講習を受講しました。
✅合計3日間
📅1日目 座学
📅2日目 座学
📅3日目 現場実習
スケジュール管理に気を使わなくてはなりませんね。
因みに、3日目の現場実習ですが、東証一部の巨大通信機器メーカーの事業所でした。
管理人sohがボイラーを間近で見たのは初めてでした。
■勉強法
二級ボイラー技士に限らず労働安全衛生法の免許試験は、過去問題を繰り返し解いて理解すれば、良い結果が出ると思います。
管理人sohは一回目の受験で合格しました。
ボイラーとはなんぞや?という知識から勉強を始めるため、自身にあったテキストで理解してから、過去問題集を解いていくのが良いと思います。
管理人sohも取得したのはだいぶ前ですので、今現在まっさらな状態で受験する際のテキスト・問題集選びをするとなると・・・
ボイラーテキストといえば、下記著書の方が有名でわかりやすいです。
一級ボイラー技士試験受験時のテキストでお世話になりました。
ボイラー技士も含め労働安全衛生法の問題集といえば下記出版社になります。
解答・解説欄が非常に簡潔で理解しやすいです。他試験でもお世話になりました。
■試験の難易度
出題される問題は、ほぼ過去問題と同じか少しだけアレンジされているもので比較的良問が多いと思います。
出題する方の立場になったとしたら、重要で覚えてもらいたい箇所が決まっているのと、過去問題パターンにズレが生じていないように思います。
設問に対して、「正しいものを一つ選びなさい」「誤っているものを一つ選びなさい」なので、全くクセが有りません。
選択肢を見た瞬間に、「これは違う、誤っている箇所がある」とスイスイ判断出来るくらいが理想ですね。
選択肢の文章も誤った書き方にパターンがあるように見えました。
慣れてくると消去法で時間かけず処理していけると思います。
■筆記試験会場
1️⃣全国7箇所の各安全衛生技術センター
労働安全衛生法の試験は、厚生労働大臣指定試験機関、厚生労働大臣指定登録機関である「公益財団法人 安全衛生技術試験協会」が実施しています。
管理人ソウは横浜在住のときに申請・受験・交付されましたので「関東安全衛生技術センター(千葉県市原市)」で受験しました。最寄り駅はJR内房線五井駅です。
✅試験実施会場 全国7箇所
1)北海道安全衛生技術センター
2)東北安全衛生技術センター
3)関東安全衛生技術センター
4)中部安全衛生技術センター
5)近畿安全衛生技術センター
6)中国四国安全衛生技術センター
7)九州安全衛生技術センター
資格試験って大抵は土日、学生がほぼ居ない大学キャンパスが使われることが多いですよね。
公益財団法人のような外郭団体の敷地・建物で直接受験するのは、珍しいと思いきや結構あります。
・電波法 無線従事者試験
・消防法 危険物取扱者、消防設備士 など・・・
それらと比べて、この安衛法試験の何が圧倒的に違うか・・・、それは、関東であれば クソ田舎 比較的交通の便が良くない場所にあるということです。
群馬県とか山梨県とかの方は、泊りがけで来るのでしょうか?よくわかりません・・・。
ただ、試験開始前の駐車場を見ていると、職場の仲間同士で車の乗り合いで来ている方が多い気がします。
早めに行けば、駐車スペースも問題なさそうですね。
(ただ試験会場は公共交通機関利用を推奨しています、単独であれば控えてほしい雰囲気はありますね・・・)
管理人sohは、横浜駅東口バスターミナル(通称YCAT)から東京湾アクアライン経由の高速バスで五井駅へ、そこから試験場行き路線バスに乗りました。
もはや日帰りの小旅行ですね。ただ行って帰ってくるだけでは、もったいない気がしますね。
2️⃣出張試験
年に数回、各都道府県で出張試験を実施しています。スケジュールは予めHPでウォッチしてたほうが良いでしょう。
■まとめ
管理人sohは、二級ボイラー技士をきっかけに安衛法免許取得を進めていきました。(何を取得していったかは、冒頭の免許証画像みていただければと・・・)
振り返ると、漠然と理解しながら受験して合格したような記憶がありますね。
それまで間近で見たことも無いようなボイラーという機械。
テキストで全てを理解していくのは、イメージしにくいですね。
サブテキスト的に図・写真メインの本があれば、わかりやすかったかも・・・と思っています。
後に、「一級ボイラー技士合格」→「ボイラー整備士合格」と進みます。
受験は出来ますが免状は申請・交付出来ません。
なぜなら実務経験が必要になってくるからです。このあたりの話は、別途記載したいと思います。
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