あぶない刑事と国家資格試験の関係でブログを挙げている人がいるだろうか?管理人ソウにとっては非常に関連深いのであります。
1986年10月、テレビドラマ「あぶない刑事」は、舘ひろしさん、柴田恭兵さんのW主演でスタートしました。港町ヨコハマを舞台に、これまでの刑事ドラマとは一線を画す、オシャレかつコミカル、当時のバブル期の良い意味で軽~い雰囲気を表したかっこいいものでした。
「唇にジョーク、足元にステップ」というキャッチフレーズもありましたね。
横浜出身の管理人ソウは、当時からあぶない刑事ファンで、もちろんこれまでのテレビドラマシリーズと映画のDVDは全て所持しています。
最新作である「さらばあぶない刑事」(2016年)には、30年で終わったという何とも言えない深い感銘を受けました。
30年というのは、テレビドラマあぶない刑事が1986年スタート時点で主役の2人が30歳という設定でした。
劇場版さらば あぶない刑事が2016年(30年後)で定年60歳を迎えてシリーズ最終作ということです。
■ロケで使用された港署の建物と国家資格の関係
港署というのは、架空の警察署になりますので、現実の警察署エリアとは違います。
ドラマ設定のエリアですと、いわゆる港町ヨコハマ全てになります。
横浜西口付近、東神奈川の海側エリア(Bar StarDustとBar POLESTAR)、野毛山、新港埠頭、山下公園、中華街、元町、山元町、本牧、根岸森林公園までカバー。
現実ではかなり広すぎますね。
因みにゴールデンボンバーのヒット曲、「女々しくて」MVは、2つのBarの前です。
MV途中であぶない刑事のトレードマークでもあるサングラスをかけてますね。
そんな中、ロケでの警察署というのは、現実に存在する建物を6つ使用してきました。
今も現存する4のうち3が、実際に国家資格を取得するにおいて実際に用事があった建物になります。
「あぶない刑事ファン」 兼 「資格マニア」として喜ばしい限りであり、自慢できるポイントにもなります。
■初代港署
一番見慣れた港署の建物だと思います。管理人ソウも歴代の中では一番好きな港署ですね。
パトカーが入庫や出庫の際も、本牧橋を走行するシーンを映像が追えて良い雰囲気です。
この建物は本牧にあり、一般財団法人 日本船舶職員養成協会関東(JEIS関東)が使用しています。
名前の通り、船に関わる団体なのですが、管理人ソウは、
●一級小型船舶操縦士
●特定操縦士(旅客船,遊漁船)
の免許をこちらで取得しました。
・一般財団法人 日本船舶職員養成協会関東(JEIS関東)
http://jeis-kanto.or.tv/
当時は横浜在住でしたので、小型船舶の免許を取得しようと、通う学校を色々と検索していました。
こちらの団体は、地元横浜の「海」や「船」に関わる展示会やイベントに頻繁にブースを出展していましたので、立ち寄っては聞い話を聞いたり、パンフレット入手したりして、こちらに通うことは必然だった気がします。
・ジャパンインターナショナルボートショー2020
https://www.marine-jbia.or.jp/boatshow2020/
・海の日プロジェクト2020 | C to Sea プロジェクト 海ココ
https://c2sea.jp/uminohi2020/
「何となく見たことのある、しかもかなり見慣れた建物だなあ」と思って、初代港署だと気づいたときは感動しましたね。
ココでタカとユージが・・・と思うと、サングラスに触れながら、少し急ぎ気味に扉を開けたくなったりしますね。
■2代目、3代目港署
解体済み。
■4代目港署
あぶない刑事リターンズ、フォーエバーで使用された港署になります。本牧にある、港湾カレッジ(港湾職業能力開発短期大学校横浜港)になります。
初代の港署とは比較的近いですね。港湾関係の仕事でこれから働く、もしくは働いている方が学ぶための短期大学校になります。
管理人ソウは、コチラにある学科に入校したわけではなく
・揚貨装置運転士
の実技練習と実技試験本番の際に訪れました。揚貨装置というのは、平たくいうと船側にあるクレーンになります。それを操作するための免許になります。(労働安全衛生法)
奥に見えるニョキッとクレーンぽいものが見えますが、あれが船に見立てた揚貨装置になります。
■5代目港署
カリモク家具新横浜ショールーム。新横浜駅最寄りに位置し、劇場版「まだまだあぶない刑事」(2005年)で使用された港署になります。
横浜市でも内陸の港北区になるため、港町とは程遠い風景になります・・・。個人的には、あぶない刑事のイメージではありませんね。
国家資格とは全く関係ありませんが、カリモク家具のデザインは好きです。実家のダイニングテーブルとリビングソファーがカリモクでした。
■6代目港署
神奈川中小企業センター。
京浜東北線の関内駅と桜木町駅の間に位置し、最新作「さらば あぶない刑事」(2016年)で使用された港署になります。
消防法に関する国家試験「危険物取扱者」「消防設備士」を管轄する一般財団法人 消防試験研究センター神奈川県支部が入っています。
神奈川県受験の場合、願書の入手、受験申請書提出や免状受け取りが出来ます。(基本は郵送でのやり取りになります。)
さらばあぶない刑事で建物が映し出された時、「何か見覚えがある建物だわ・・・」と感じました。
また、実際ロケに使用した際、演者の皆さんの写真パネルも1階ロビーに展示していた時期がありました。
・一般財団法人 消防試験研究センター
(国家資格 危険物取扱者・消防設備士 指定試験機関)
https://www.shoubo-shiken.or.jp/
■まとめ
あぶない刑事シリーズで使用された建物は、結構まだ現存しています。新港埠頭エリアにある赤レンガ倉庫は商業施設として生まれ変わり、だいぶ雰囲気も変わってしまいました。当時の映像の風景には、建設中の横浜ベイブリッジも遠くに見えます。
一番おすすめなのは、やはり初代港署になります。当時の雰囲気はそのまま残っています。
特に首都圏在住の方で小型船舶操縦士免許取得する際は、あぶない刑事の世界に浸りつつ、JEIS関東からパンフレット入手なり説明を受けるなり、選択肢の一つとしてありだと思います。